「受診すべきかの目安」

次は、「家族にも分かりやすい受診の目安」です

1.日常の仕事・家事がこなせていない

精神症状(※ご本人の症状からみた受診の目安を参照)が現れると、大なり小なり仕事や家事に支障をきたしてきます。欠勤が増えた、家事が放ったらかしになるなど普段はできていたことができなくなっている場合は受診をご検討ください。

2.表情や行動が以前と明らかに違う

「ぼーっとしていることが増えた」「怒りっぽくなった」「お風呂や片付けができなくなった」「独り言が増えた」「何度も同じことを聞く」など、家族や友人から見て明らかに以前と様子が変わっている場合も、受診の目安のひとつです。

4.眠れていない

不眠は、精神科通院中の方にはとても多い症状です。「寝つけない」「夜中に何度も目が覚める」などの状態が続いている場合は受診の良い目安になります。

5.食事量が減少している

睡眠と同じくらい大事なのが、食欲の低下です。反対に食欲が亢進することもあります。食事量は家族でも観察しやすいですので、受診の目安にしてみてください。